私は独立してデイサービスを開業することを目指しています。
デイサービスを開業するためには法人格の取得が必要となります。
今回は法人格の取得に先立って個人事業主として開業したので、その理由やメリット、手続き方法などについてまとめたいと思います。
個人事業主とは

まず、個人事業主とはどんなものを指すのでしょうか?
インターネットで調べてみると…
個人事業主とは、法人を設立せずに個人で事業を営んでいる人のことを指します。税務署に「開業届」を提出して事業の開始を申請すれば、個人事業主として独立したことになります。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/definition/
つまり法人として届け出をせずに事業(簡単にいうと継続性のある反復した活動)をしている人のことを指します。
個人事業主になるには
個人事業主になる方法はとても簡単です。
お住いの地域の税務署に行きこちらの書類に必要事項を記載して提出するだけです。
詳しい書き方についてはインターネットで調べてみてください。
今は働き方が多様化し、個人事業主として届け出をされる方が増えているようです。
個人事業主になるメリットとは

個人事業主として届け出をするとどんなメリットがあるのでしょうか。
まずはじめに税金面でのメリットがあります。
個人事業主になり、青色申告承認申請書を提出しておくと、青色申告ができるようになります。
青色申告は複式簿記という難しい方法で確定申告をしないといけませんが、最大65万円の基礎控除があり、税金が免除されます。
複式簿記は
などの確定申告のソフトを使うと簡単にできるため、ある程度事業で収入がある場合は節税のためにとても有効な手段となります。
次にいろいろな支出を経費として計上できることがあります。
ある程度の売り上げがあることが前提となりますが、パソコン代や書籍代、研修費などは経費として計上でき、その分所得からは除かれるので節税対策になります。
もちろん、経費になるからといって無駄遣いをしてしまっては手元にお金は残りませんので意味がありません。
あくまで必要なものを購入したときに経費として計上できる、ということです。
次に私が実際に開業届を出して感じたメリットですが
自覚が生まれる
ということです。
今までは「ブログでお小遣いでも稼げたらラッキーかな」なんて考えていましたが、個人事業主として届け出をしたことで「事業として認められるようにしっかり収益を上げていかないと」という自覚が生まれました。
これは開業届を出さないと得られない大きなメリットじゃないかと考えています。
なぜ個人事業主として届け出したのか

では次になぜ私が個人事業主として届け出をしたのかをお伝えしたいと思います。
まず、節税効果の期待です。
今はまだ全然売り上げは上がっていませんが、今後、売り上げが上がったときに先ほど挙げたような青色申告の基礎控除、経費として計上できることによる節税効果が享受できると考えたからです。
私はデイサービスを開業するために副業をしています。
できるだけ早く、効率的に資金を貯めたいので節税をして効率よく収入を増やすことを考え、開業届を出すことにしました。
もうひとつは事業を営んでいる実績を作るためです。
これは今、開業を目指している私にアドバイスをくださる師匠がいるのですが、その方から
「個人事業主として事業を営んでいることが実績になり、融資を受けやすくなる」
というアドバイスをいただきました。
また事業として少額でも銀行から融資を受け、しっかり返済することで信用にもつながり融資が受けやすくなる、ということがあるようです。
もともと個人事業主として届け出することを検討していたので、そのアドバイスをいただいてすぐに開業届を提出しに行きました。
法人化に先立って個人事業主として開業するために まとめ

個人事業主として届け出することには税金面でのメリットや心理面のメリットがあります。
また、ここで紹介した以外にもメリットがあるかもしれません。
私の場合は将来の法人格の取得を目指し、個人事業主として開業しました。
開業したからにはしっかりと実績を積み、事業として成立させたいと思っています。
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